レチノール(ビタミンA誘導体)は、エイジングケア化粧品や、ニキビ跡を消す化粧品に含まれている成分です。
肌のターンオーバーを促し、しみやしわを薄くするのでエイジングケア効果があるといわれています。
ただし刺激が強く、敏感肌の方は特に副作用が起こることがあるので、注意が必要な成分です。
※すべてのエイジングケア化粧品に含まれているわけではありません。
特に効果があるトレチノインは医師が処方するもの
ビタミンA誘導体で特に効果があるとされるのは、「レチノイン酸(トレチノイン)」です。
日本ではこれは医師が処方するもので、化粧品には使用できません。
化粧品にはレチノール誘導体が使われ、トレチノインほどではありませんが、しみやしわ改善に効果があるといわれています。
※レチノール誘導体については、しみやしわへの効果は不明とする説もあります。本等の執筆者により意見が割れています。
レチノールは刺激が強い
レチノール誘導体は肌刺激が強く、敏感肌の方には気をつけてほしい成分です。
レチノールはエイジングケアに嬉しい効果が期待できる反面、乾燥や炎症を起こしやすくなる場合があります。
私はレチノール入りの化粧品を使ったことがあります。
1週間以上続けていても、特に肌荒れなど異常はありませんでしたが、1度肌が赤くなり熱をもったことがあります。
生理中の朝 洗顔後に塗り、1時間程運動した時です。顔を洗ってしばらくすると収まりましたが、やはり刺激は強いのかなと実感しました。
敏感になる時期や体調がすぐれない時は使わないようにしたり、そもそも敏感肌の方は使用しない方がいいのではないかと思います。
また、レチノールは紫外線の影響を受けやすくなります。塗った時は必ずUVケアを行ってください。